Case: There’s no reason

コロナ感染拡大以降、国民にマスクの着用が義務付けられたブラジル。しかし、この呼びかけを守らない人が多く、深刻な懸念となっていました。一部の人は呼びかけ通りにマスクを着用したものの、アゴにかけたり、鼻を出したりと、誤った着用によって意味をなさないケースが多く見受けられました。

そんな事態をふまえ、ブラジルの新聞・Correio da Bahia Newspaperは、「There’s no reason(それでは意味がない)」と題した、刺激的な見た目の啓発広告を掲載しました。

「あなたはアゴで呼吸してるの?」

広告の前面に大きく写し出されたのは、鼻と口がアゴの位置にある、なんとも不自然な見た目をした人々の写真。
その脇には「マスクの仕方を間違えたら、何の意味もありません。」という文言とともに、正しいマスクの着け方が図解されています。

こちらの女性も同様。鼻と口を覆わず、マスクをアゴにかけてる人々を「あなたの鼻と口はそこに付いているんですか? アゴで呼吸しているんですか?」とばかりに強烈に皮肉っているよう。

なかなかに強烈なメッセージともいえますが、いまなお感染収束の兆しが見えない(2020年10月)現在、正しいマスクの着け方をしているかどうかは、そのまま自身や周りの人々の命にも関わる「知識」であるということを、この広告は強く訴えています。

「マスクを着けているからいいじゃないか」ではなく、「正しく予防できる形で着用しているかどうか」。せっかくのマスクも使い方を誤っては、着用していないのと同じ、ということをストレートに突きつけてくる、一度見たら忘れられないインパクトある広告でした。

(via Adeevee)