Case: Shark Bait

飲食デリバリーサービス・Uber Eatsが2019年にニュージーランドで行った、奇想天外な屋外型バイラルキャンペーンをご紹介。

マクドナルド店舗からのデリバリーに対応したことを受け、地元の名物であった「サメバス」の前に巨大な「フィレオフィッシュカー」を走らせ、まるでサメと街中で追いかけっこをしているような光景を作り出したのです。

ニュージーランドの港町・オークランドには水族館の客を送迎するための「サメバス」が走っており、地元では有名な存在でした。

「『サメバス』にあやかったPRをしたい・・・」そう考えたUber Eatsは、ガレージで何やら大掛かりな工作を開始。

「サメバス専用、フィレオフィッシュカー」なるものを作り上げてしまいました。

街中をサメバスが通りがかると、

すかさずフィレオフィッシュカーも発進。

まるでサメとフィレオフィッシュが街中追いかけっこをしているような光景を作り出し、Uber EatsのサービスをPRしたのです。

通りがかった人々は、そのユニークすぎる光景に思わずスマホを向け・・・

またたく間にSNSで話題に。

あまりに目立ちすぎて、警察のお世話になることも・・・

しかしそんなことはもろともせず、巨大なサメとフィレオフィッシュの追いかけっこはオークランドの街中で話題に。

やがてこの光景は、世界的な話題共有サイト「Reddit」のメイントピックに取り上げられ、大規模なバズを生み出します。

「魚は友達、エサじゃない。(ディズニー作品『ファインディング・ニモ』のセリフにひっかけて)」 「フィレオフィッシュうまそうだな」
「やべぇなコレ」・・・

このキャンペーンを通じ、合計10万もの「いいね」が集まりました。

さらにスピンオフ企画として、このサメとフィレオフィッシュの追いかけっこを遊べるゲームまで登場。

なんとこのゲームは、6万回もプレイされました。

このキャンペーンは、9日間のあいだに370万ものSNSインプレッションを獲得。フィレオフィッシュの売上げも、キャンペーン前の128%と大幅に伸ばすことに成功しました。

街中をこんなマンガのような車が走っていたら、ついついスマホに撮って拡散したくなっちゃいますよね。
インパクトのある見た目で話題を集め、さらに「魚を食べようとサメが追いかける」というストレートなモチーフとすることで、「追いかけるほどおいしいのか」と見る人に感じさせる、シンプルだけど秀逸なアイデアのキャンペーンでした。

Uber Eats — Shark Bait from Special Group on Vimeo.

(via Activation Ideas)