Case: You haven’t been drinking alone

薬物・アルコール依存の防止を啓蒙するオーストラリアのNPO・Alcohol and Drug Foundationがコロナ下で制作した公共CMをご紹介。
ビデオ会議で会話を楽しむ子どもたちの光景を描いているのですが、よく見るとある「異様さ」に気付かされる内容になっています。

「みんなー、揃った?」と呼びかける女の子。

「オイッスー」と、そこへ入ってくる男の子。

「オイイイイイイイイイッスゥーーーーーーー」「近い近い近い」

他の子どもたちも続々ログインしてきます。


「もうロックダウン生活にはウンザリだよー」

「私らがなんで飲んでるか、みんな(視聴者)はわからないわよね。」

「ほどほどにするのがマナー、って言うけどねー。」

「ま、飲んじゃうよね。」

「おーい タクシー!」

「あ、家だからタクシーいらねぇか。ガハハ!」

「マット、最近どうなのよ」

「ビール腹がやべぇ」

「二日酔いやばいわー」

「マジ会えないの辛いわー」

「俺箱買いしちゃったもん ホラ」

「やべぇ、空いたグラス溜まりすぎwww」

「あれ、もうテッペン回っちゃった感じ?」

「いろいろ気にしないでいいのマジ最高ー! もっかい乾杯しよ!」

「カンパーーーーーイ!」

『ステイホームで気ままに飲めるようになった、と思っているあなた。本当に“ひとりだけで飲んでいる”と思っていますか?』

そう。ビデオ会議に登場した子どもたちは、親がアルコールに溺れる様子をそのまま真似ていたのです。

自宅にいるから、誰の目も気にしなくていい──。長いロックダウン生活において、そう感じてしまう人も多いかもしれません。しかし深刻なアルコール依存は本人のみならず、家族をも巻き込んでいくのです。

親としてこの光景を見たら、思わず「やめなさい!」と注意するかもしれません。しかしこれが「自分のマネ」だと言われたら・・・?
あらゆる意味で外部の目が届きにくくなる状況下でアルコールに依存することの恐ろしさを啓蒙する、意味がわかると背筋の寒くなるCMでした。

(via Adeevee)