feed your senses

ヒトが感じる『味』には、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5種類があるのは広く知られていますが、実は“音が味覚に影響を与える”ということをご存じの方は少ないのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、イギリスのチーズブランド・Castelloが行った、音が味覚に与える影響について実証するユニークな実験。

同社は『甘味には高い音』『苦味には深く低い音』『塩味には早くて鋭い音』といった具合に、それぞれの味を引き立てる音があるという点に着目し、プロのシェフ・マテリアルサイエンティスト(材料科学者)・食文化人類学者の監修のもと、ブルーチーズを使った食べ比べの実験を試みました。

用意したのはこちらのメニュー。チコリという葉野菜にキャラメリゼしたくるみとグレープフルーツ、ブルーチーズをのせ、ドレッシングと蜂蜜をかけた、甘さとしょっぱさ、さらに酸味が絶妙に組み合わさった一品です。

防音室に集まった3人の参加者には、まずは最初に音が全くない状態で試食してもらいます。

その後、今度はこのメニューのためだけに作った、それぞれの“味を引き立てる音”のハーモニーを聞きながらもう一度実食。すると3人とも、BGMありで食べたときの方が、よりはっきりと味を感じるというのです。

こうして証明された、音と味の関係性。最高の料理を、その味を最大限に引き出す音楽を聴きながら味わってみたいものですね。

ちなみにCastelloは、YouTubeやSNSにもチーズを使った美味しいレシピ動画を公開しています。調理方法だけでなく、四角い器に盛ることでスパイシーさが際立つことや、ピンク色は甘味を引き出すといった、科学的な根拠に基づくヒントも紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。