Case: Mask the tunnels

新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止の観点から世界的にマスクの着用が呼びかけられていますが、口はふさいでも鼻を出していたり、付けても隙間があったり、正しくない着用をしているケースも少なからず見受けられます。

ウクライナの医療サービス企業・Helsiは、こうした現状に警鐘を鳴らす啓蒙ポスターを製作。「Mask the tunnels(トンネルにマスクしろ)」というキャッチコピーのもと、ウイルスの入口となる口や鼻をきちんとふさぐかたちで正しくマスクを着用するよう呼びかけました。

「ドライブを阻止せよ」バージョン

オープンカーに乗り合わせたコロナウイルスたちが、体内に通じる「トンネル」である鼻にまさに入ろうとしている様子。このまま体内へのドライブを許さないためにも「トンネルをふさごう」と呼びかけています。

「ツアーを阻止せよ」バージョン

観光ツアー客のように整然と並ぶコロナウイルスの一行。よく見れば「この先で休憩でーす」といわんばかりの“ツアーコンダクター役”も。このまま体内でウイルスたちに旅を満喫させないためにも「トンネルをふさごう」と呼びかけています。

「感染列車を阻止せよ」バージョン

行楽列車にウキウキで乗り込むコロナウイルスたち。「このトンネルを抜ければ体内だー!」と盛り上がる声が聞こえてきそうです。この先の“絶景”をウイルスたちに見せないためにも「トンネルをふさごう」と呼びかけています。

不完全なマスクの着用は、かえってウイルス感染のリスクを高めることとなってしまいます。目に見えないウイルスの脅威はなかなかリアルに感じにくいですが、こうしてウキウキで体内に入って好き勝手しようとするウイルスたちの「楽しそうな表情」を想像したら、なんとしても「そうはさせるか」という気持ちになれそうです。

「自らを守ろう」というよりも「ウイルスどもを邪魔しよう」とすることで一種のモチベーションを作り出す、コミカルですが明快なポスターでした。

(via Ads of the World)