Case: #NoGoingBack

地球環境問題に対して行動を呼びかけるイギリスの市民団体、Extinction Rebellionが制作したバイラル動画をご紹介。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大による外出自粛が呼びかけられる(2020年5月現在)なか、メディアやSNS上で飛び交う「ステイホームすることであなたも(感染防止に協力する)ヒーローになれる」という言説を強く揶揄。「何もしないだけのあなたはヒーローではない」と扇情的なスローガンで、環境を守るためのアクションを起こすよう呼びかけたのです。

動画は、人の気配がすっかり消えた都心部の風景からはじまります。

街角のサイネージに映し出される、「ステイホームしてヒーローになろう」というスローガン。ここに書かれているのは「自宅に留まることで感染リスクを減らし、医療関係者たちや本当に手当の必要な人々の助けになろう」という意味ですが・・・

突然サイネージが書き換わり、「お前はヒーローなんかじゃない。」と指弾する言葉に変わります。

続いて画面には、原油流出による海洋汚染の模様が。

「コロナウイルスによって、私たちの生活はすっかり変わってしまったことと向き合わなければいけない。」


「コロナウイルスに関係なく、目の前の環境荒廃は存在し続ける。」

「あなたがステイホームしつづけて、額面通り本当になにも行動しなかったら。世界は変わらない。」

「私たちの世界を『コロナ前』に戻してはいけない」

「繰り返す。歩みを止めることは決して素晴らしいことじゃない。」


「手をしっかりと洗う習慣をつける」

「医療関係者たちに感謝の気持ちを支援を送る。これはいうまでもなく大切なこと、当たり前のことだ。」

「私たちは自分たちの当たり前を疑わなければいけない。行動を起こし、荒れ続ける地球環境を守らなければいけない」

「いま、コロナウイルスと同時に世界で起きている、あらゆることに。」


「私たちは目を背けず、同時に戦わなければいけない。」


激しい言葉が続き、いろんな意味で印象に焼き付くこの動画。ステイホームが呼びかけられ、「何もしないことが人を救う」というスローガンが呼びかけられるなか「本当の意味で歩みを止めては行けない」と訴える、考えさせられるPRでした。

(via Ads of the World)