Case: The Social Media Sitter

大手ホテルチェーン・ibisが2019年に実施したユニークな施策をご紹介。
せっかく旅行に来てもSNSへの投稿で頭がいっぱいの宿泊客にかわり、著名インスタグラマーが宿泊期間中にInstagram投稿を「代行」するサービスを提供したのです。

せっかく気分転換に訪れた旅行なのに、手元のスマートフォンに夢中の人々・・・

「インスタ映えすることつぶやかなきゃ・・・」

「インスタ映え・・・」

「さっきの投稿、どれくらい『いいね』付いたかな・・・」

『インスタ映えばっかり気にして、肝心の旅行が台無しですよ!』

そこでibisホテルが始めたのが、ベビー・シッターならぬ『SNSシッター』。 旅行期間中、宿泊客にかわって各地の「映える写真」を撮影・投稿してくれるのです。

『SNSシッター』を務めるのは、多数のフォロワーを抱える著名インスタグラマーたち。

宿泊予約の際に投稿をお願いしたいシッターを指名し、宿泊時にスマートフォンを預けると・・・

インスタグラマーならではの「映えテクニック」で、旅行先の魅力的な写真をつぎつぎと投稿。



預かったスマートフォンは、チェックアウトの朝に返却。


自分のInstagram画面を確認すると・・・


プロの手による見事な「旅日記インスタ」が出来上がりました!


この施策を通じて、ibisホテルには全世界から1億件もの問い合わせが殺到。『SNSシッター』によって投稿された写真には150万件のコメントが付き、ターゲット層の宿泊件数も5.28倍増加しました。

魅力的な場所を旅行すればするほど、ついついSNS上のフォロワーたちの反応が気になってしまうもの。日常的に依存しがちなSNSから離れてもらい、旅行ならではの非日常を思い切りリアルに楽しんでもらい、かつデジタル・デトックスを推進することで心身ともにリフレッシュしてもらおうという、センスあふれる施策でrした。

(via Activation Ideas)