Case: #ElectricityTalks

ポルシェが2019年夏にロンドンで行った大規模なプロモーションイベントをご紹介。
港沿いの観光地にある巨大観覧車「ロンドン・アイ」に青色LEDライトを取り付け、モールス信号の要領で点滅させることでブランドメッセージを伝えたのです。

港のランドマーク的な存在だった観覧車が・・・

夜になったとたん、突然青く点滅しだします。

訪れていた人もびっくり。「観覧車が見たことない色をしてる!」

たちまちSNS上では「観覧車がヤバい」と噂に。

「SOSのサインを発してる?」

「宇宙人が攻めてきた?」

と、同時にこんな投稿も。「点滅の仕方、もしかしてモールス信号じゃないか?!」

「ポ・ル・シ・エ・ワ・タ・シ・ヲ・ロ・ー・ド・ヘ・ツ・レ・ダ・シ・テ・・・」

『ポルシェ、私を道路へ連れ出して。愛してるわ、電気の精より。』と伝えてるぞ」

観覧車に仕掛けられた、秘密のメッセージ。「謎解き」の様子はSNSにとどまらず、さまざまなメディアを駆け巡りました。

そして舞台はアメリカ・アリゾナ州のフーバー・ダムへ。ダムの壁面に大きく、ロンドンのメッセージへの「返事」が映し出されました。
「冷たい水はシビれたかい? もういちど感覚をとりもどそう。ポルシェより」

一連のメッセージは、同社が新たに発売する電気自動車のプロモーション。身近すぎる存在になってしまった電気がかつて持っていた「恐れ多い力」のイメージを呼び起こさせ、ガソリン車に劣らないパワーを持つ電気自動車の性能をPRしたのです。

大陸をまたいで「謎の現象」を発生させ、そのウラをみんなに読み解かせるというこの仕掛け。一連の「噂」は3億4,800万回ものインプレッションを叩き出し、6,240万人のリーチを獲得。この模様を収めた動画は9,750万回再生されました。

噂が駆け巡るほどに謎が深まり、新製品に対する印象を増す── 強固なブランドイメージを持つポルシェならではの、なんともミステリアスなPRでした。

Porsche "Electric Dialogue" EN from Grabarz & Partner on Vimeo.

(via Activation Ideas)