Buy With Your Time

世界最大の家具量販店であるIKEA。大型の店内には商品を使ったモデルルームが配置され、見るだけでも楽しめる、いわば“家具のテーマパーク”です。ただ、ほとんどの店舗を郊外に展開しているため、行き来に時間がかかってしまうのがネックだという点は否めません。

そんな声に応える形でUAEのイケアが実施したのが、お客さんが店舗に来るのに掛かった時間をお金に換算し、商品の購入に充てることができるというユニークなサービス。

各商品のプライスタグには、その金額に見合う所要移動時間が記されており、例えば、来店するのに2時間かかったお客さんは『BILLY(本棚)=1時間55分』と『ホットドッグ=5分』が買えるといった具合に、時間で商品を買えるようにしたのです。

このシステムを活用するには、レジのスタッフにグーグルマップのタイムラインを見せる必要があります。タイムラインは自分の行動履歴が表示されるので、出発地点から店舗に到着するまでの所要時間を確認できるというわけです。

実際に買い物をしたお客さんは「本当に時間で払えるの!?」と驚いきながらも、嬉しそうな様子。

『時は金なり』をそのまま体現した、カスタマーロイヤリティを高めるアイディア施策ですね。