Case:toy rescue

フランスでは、毎年4000万個を超えるおもちゃが捨てられているという現状があります。
多くの場合、おもちゃのパーツが壊れてしまったというのが原因ですが、たしかにおもちゃはパーツ別で売られていないので一度壊れると直すのが難しいですよね。

そんななか、3Dプリンターで知られるDagomaがおもちゃのパーツのデザインデータを公開するという試みを始めました。

同社は、過去40年間で売れたおもちゃをリストアップし、3Dプリンターを活用して、手や足、頭などの壊れやすいパーツのデザインデータを作成。特設サイトにてデータを無料で公開しました。現在、100個以上のデザインデータがアップロードされていて、今後も増やしていく予定とのこと。今はまだないパーツも、相談を持ちかけることが可能です。

さらに、同社はソーシャルコミュニティ“Makers”を作成。3Dプリンターを持っていない人は、コミュニティの中の誰かにプリントアウトを依頼し、おもちゃを郵送できるようになっています。

また、植物ベースのフィラメントを使用すれば、環境に優しい方法でパーツを作成することも可能で、環境へも配慮する姿勢が見られます。

おもちゃを捨てる前に直すチャンスを提供したかったというDagoma。オンラインとソーシャルを活用した子どもたちにも環境にも優しい画期的な取り組みでした。