Case: Team Heart Safety

何らかの理由によって突然心臓が正常に拍動できなくなった際には、1分1秒でも早く心肺蘇生を行うことが肝心です。一般的には心停止を起こしてから6分以内に救命措置を行わないと死亡や後遺症のリスクが高いと言われており、そのためには救急隊が到着するまでの間にAED(自動体外式除細動器)を使う必要があります。

そこで世界的な電機メーカー・Philipsは、本社のあるオランダ、アイントホーフェン市で開催されたマラソン大会において、AEDに対する周知を行うキャンペーンを実施しました。

同社はマラソンに3人のランナーを参加させたのですが、彼らが着ているTシャツはLEDライトとGPSが内蔵されたユニークなデザイン。

これはランナーが走っている地点から最も近くにあるAEDの場所までの距離を、リアルタイムで測定・表示するもので、6分以内の距離にある時には緑のライトが、そして7分以上だと赤いライトがつく仕掛けになっています。

こうして示すことによって、沿道から応援している人たちにAEDがどこにあるのか、そしてもしも自分が救命措置を行わなければならない状況になったら、といったことなどを日ごろから意識してもらおうというわけです。

Philipsでは、アイントホーフェン市内のAEDの設置に掛かる資金を提供し、市民の安全な社会生活に貢献すると発表しています。