Case: Cadbury Generosity Bar

フィリピンでは、5歳未満の子どもの約3分の1が栄養不良であるといいます。
そのような社会課題の中、イギリスの大手製菓メーカー・キャドバリーが、新しい商品“Generosity Bar”を製作するとともに、一風変わった寄付キャンペーンを行いました。

キャドバリーが作ったのは、ミルクが含まれないチョコレートバー“Generosity Bar”。同社は、1928年より“glass and a half”(一杯半)というスローガンを掲げ、同社のチョコレートのミルク含有量をアピールしてきました。

そんな中、本キャンペーンでは、PRポイントであるミルクをあえてなくし、その分を寄付へ回すことにしたのです。商品が購入されるたびに、NGO団体・Reach Out Feed Philippinesを通じて、子どもたちにミルクの配給が行われるという取組みです。

マニラのショッピングモールにポップアップストアを出したり、屋外広告などを実施することで、本キャンペーンは1週間で8,300万人にリーチし、1億6,400万回以上のメディアインプレッションを獲得。そしてこれまでにグラス20万杯分の牛乳がフィリピンの子供たちに寄付されたといいます。

サステナブルマーケティングの手法で比較的よく見られる「1つ買うごとに●●を1つ寄付」という仕組みで、自社商品のコンセプトとうまく結びつけたドネーションプログラムでした。