Case: Fusion DNA Siege

ブラジルで、“ゲームデータが保存されたDNA”が入った限定エナジードリンク「Fusion DNA Siege」が製造されました。

本キャンペーンでタッグを組んだのは、ゲーム会社のユービーアイソフトと飲料メーカーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ。

ユービーアイソフトが開発したオンラインゲーム“レインボーシックスシージ”は、ミリタリー小説家のトム・クランシー原作の対テロ特殊部隊の活躍が描かれた人気のゲームで、世界中で5000万人ものプレーヤーがいます。ブラジルでも250万人以上のプレーヤーが存在し、本キャンペーンは7月にリオデジャネイロで開催されたGame XP 2019大会にてローンチされました。

昨今、DNAはHDやCDと同じように情報を保存でき、微小なスペースで数千年に渡り保存できる可能性があるため、データストレージの未来とも考えられています。本キャンペーンでは、ゲームのキャラクターやマップ、装備、ゲームモードをはじめ、ゲーム内の大量のデータを3Dプリントされた遺伝物質に変換し、ドリンクに注入しました。

製造されたのは限定1500個で、アメリカ食品医薬品局とWHO(世界保健機関)の公認のもと行われたとのこと。もちろん、ドリンクを飲んでも、細胞にゲームシナリオがアップロードされたり、身体に害はありません。

現在、飲み物に保存されたDNAのデータを抽出して、読み取り可能な形式に戻す方法はありませんが、科学者の間ではいつの日かそれが実現可能になるだろうと期待が高まっています。

最先端の技術を取り入れテクノロジーの未来を感じさせることで、ゲームのワクワク感をさらにアピールすることができた奇抜な取組みでした。

保存ファイルの完全パッケージは、Webサイトでご覧いただけます。