Case: Refurbished Tweets

古いモデルのスマートフォンを新品同様に改修する「リファービッシュ」サービスを手掛けるフランス企業・Back Marketがアメリカで展開したSNSキャンペーンをご紹介。

インフルエンサーたちが数年前に投稿した「(スマートフォンの)新発売が待ち遠しい!」というツイートに、「お待たせしました!」と“未来”からリプライメッセージを送ったのです。

Back Market社はTwitter上のインフルエンサーたちの過去ツイートを検索。「iPhone5が待ち遠しい!」という2012年当時のツイートに…

「7年もお待たせしました!“新品(同様)”のiPhone5、どうぞお受け取りください!」と、7年先の未来(2019年)からリプライメッセージを書き込みました。

しかもそれだけではありません。ツイートの主であるインフルエンサーに向けて、実際に「新品(同様)のiPhone5」を進呈したのです。

時空を越えたメッセージ(とiPhone)に、リプライメッセージをもらったインフルエンサーたちも続々と反応。同社の名前はSNS上でまたたく間に拡散されました。

このキャンペーンによって、同社には48時間以内に26,000件もの注文が殺到。WEBサイト経由での1ヶ月あたりの注文件数は、前月比で450%も増加しました。

しかも嬉しいことに、改修済みiPhoneを贈ったインフルエンサーのなかには実際に製品を写真つきでアップしてくれる(!)人も。一風変わった同社のサービスが、さらに注目を浴びる結果となりました。

とんちのきいたメッセージを投げかけ、インフルエンサーたちを「面白がらせる」ことで1円も広告費を支払うことなくインフルエンサーたちの拡散力を借りてしまうという、まさにアイデアの勝利といった秀逸なSNSキャンペーンでした。