Case: Volkswagen Polo ‘Unfail’

フォルクスワーゲンがオーストラリアで行ったSNS施策をご紹介。

インフルエンサーたちとコラボして、とある「ネタ動画」を撮影。ソーシャルメディア上に投稿したのです。

大きなタイヤの中に入り、坂道を転がろうとする若者たち。

順調なスタートを切ったかのように見えましたが…

坂で予想以上にスピードが増していき、完全に制御不能な状態に。

仲間たちが慌てて追いかけますが、やがてタイヤは坂を飛び越え、車道にまで飛んでいってしまいます。

…と、そこへ1台のフォルクスワーゲンが…!!

「やばい!! ぶつかる!!!」もはや絶体絶命…

…と、思いきや、フォルクスワーゲンは寸前のところでストップ。

車道を乗り越えたタイヤはそのまま池にダイブ…!

「無事でしたー!」水面から上がってきた男性に、仲間は狂喜乱舞するのでした。

ソーシャルメディア上をかけめぐって「バズった」この動画。すでに目にしていた方も多いのではないでしょうか。実はこれ、精巧に仕組まれたフォルクスワーゲンの広告だったのです。

タイヤの寸前でフォルクスワーゲンが止まったのは偶然ではなく、車に搭載された安全機能が動作したもの。日常的なハプニングを記録した動画としてこの模様を表現することで、CMとは異なるリアルな形でその性能をアピールすることに成功しました。

この動画をきっかけに、フォルクスワーゲンのマーケットシェアは11.8%も増加。既存の車に安全機能を取り付ける顧客も8.2%増加し、1,780万ドルもの広告効果を創出しました。

SNS動画特有の「ドキュメント性」を利用して見る人に実感をもった形で商品をアピールする、ユニークなSNSプロモーションでした。