Case: NIKE AIR MAX GRAFFITI STORES

NIKEがブラジル・サンパウロで行った一風変わったOOH施策をご紹介。
街の景観を損ねていた「落書きアート(Graffiti)」を「NIKEの新製品売り場」に変えてしまったのです。

欲望のままスプレーで建物に落書きをする「グラフィティーアート」は住民たちの悩みの種。行政が一時的に対策をしても、すぐにまた新たな落書きが・・・と、いたちごっこを続けてきました。

そんな状況を逆手にとったNIKE。街中の落書きに対して、NIKEのスニーカーの絵を書き足す行動に乗り出しました。

ビックリするのはそれだけではありません。書き足されたスニーカーはなんと、「落書きが書かれた場所でしか購入できない」特別モデル。

特別モデルを購入するためには、落書きの書かれた場所へ行き、スマートフォンで特設サイトにアクセス。

位置情報から「落書きの前にいること」が確認されると、特別モデルの購入ページへのリンクが現れる仕掛けになっています。

この施策によって、NIKEのオフィシャルサイトへのアクセス数は22%増加。ソーシャルメディア上では8億件ものリーチを獲得しました。

街の治安を乱す「悪者」だった落書き(グラフィティーアート)が一転してポジティブになっただけでなく、その場所が「プレミアムな売り場」に変身── NIKEの強力なブランドイメージを最大限に活用した、秀逸なOOH施策でした。

Nike Air Max Graffiti Stores from Guilherme Pinheiro on Vimeo.