Case: The Contract Translator

商品やサービスに添えられる、難解で長い契約文。「読むのが面倒くさいから、とりあえず了承!」としてしまいがちですよね。でもその中身をよく読んでみると、実はとても不利な条件を押し付けられている…ということも少なくありません。

そんな現状を改善するべく、ブラジルの消費者団体・Reclame Aquiは「契約書をスキャンすると『その内容、ざっくりどういう意味か?』がわかるスマートフォンアプリ」をリリースしました。

使い方はアプリを立ち上げ、契約書にスマートフォンをかざしてスキャンするだけ。

スキャンした契約書の文章がAIによって解析され、書かれている内容が「ざっくりどんな条件なのか」を自動で要約し、スマートフォンの画面に表示します。

「ざっくり言うと、この契約内容はいつでも企業側が破棄できます」「ざっくり言うと、料金半額は最初の1ヶ月だけです」… 何も考えずに了承すると損害を被るような“契約条件”をあらかじめ知ることで、不当な契約による被害を未然に防ぐことができます。

いちばんの防衛策は、正しい知識と理解── これまで人間にとっての弱みであった部分をAIの力で担保するユニークな施策でした。