Case: McHive

スウェーデンのマクドナルドが展開した、ユニークな環境啓発キャンペーンをご紹介。

全世界をとりまくミツバチの個体数減少問題を題材に、環境が食生活に及ぼす影響の大きさを啓蒙するため、「世界最小のマクドナルド」と銘打った“巣箱”を製作しました。

『McHive(マクドナルドの巣)』と名付けられたこの巣箱は、著名デザイナー・Nicklas Nilsson氏によって設計されたもの。一般的なマクドナルドの店舗を精巧に再現した“ガワ”の部分を開けると、中では数千匹のミツバチたちが実際に生活できるスペースが確保されています。

調査によると、ミツバチは地球上で栄養素となる作物の約90%にのぼる受粉に大きな役割を果たしているそう。マクドナルドもまた、世界100ヶ国以上で約38,000もの店舗を抱え、各国の食料供給に大きな影響を及ぼす存在となっています。

地球規模で「命のカギを握る」もの同士として、安定かつ継続性のある食の供給に向けたメッセージを発信するこの施策。巣箱は競売にかけられ、その収益は難病の子どもとその家族を支援する『ロナルド・マクドナルド・ハウス』の運営にあてられます。「食と命の関係」について深く考えさせられるCSR施策でした。