Case: The Origin of Panama Hat

エクアドルの広告代理店・Mullenlowe Delta Ecuadorが展開した啓蒙PRをご紹介。

サッカーの試合会場で同国の選手陣に名産品の『パナマ帽』を持たせ、「パナマと名前はついているが、エクアドルの名産品である」というメッセージを発信したのです。

「それ、誤解なんです」というメッセージからはじまるプロモーションムービー。パナマ、と名前のついている『パナマ帽』ですが、これは原材料のパナマソウという植物の名前からとられたもので、その起源はエクアドルにある、と伝えます。

なんとかして誤解を解けないものか…と思案していた折、エクアドルのサッカーチームとパナマのサッカーチームによる親善試合が開催されることに。

これは絶好のPRチャンス、ということで、試合に出場するエクアドルチームの選手達にパナマ帽を進呈。

実際にパナマ帽を持った状態で試合に参加してもらい、「パナマ帽はエクアドルのもの」というメッセージを世界に向けて発信しました。


このPRについて、在エクアドルのパナマ大使は「エクアドルが誇る素晴らしい名産品のPRに我が国も参加できて嬉しい」とコメント。

エクアドルの副首相も「今回のキャンペーンによって、国内のパナマ帽職人の人々の仕事が保証された。我が国の製品を世界へ発信していく強い原動力になる」と絶賛しました。

人々のあいだでなんとなく、しかし多く抱かれていたイメージを軽やかに変え、エクアドル国内の職人たちを守る姿勢をPRする── スマートながら大きなインパクトを与える啓蒙キャンペーンでした。