Case: Raging Banners

ベルギーの通信会社・VOO Telecomが打ち出した、国内最速のインターネットサービスをPRするユニークなデジタル施策をご紹介。

ターゲットにしたのは、オンラインゲームをTwichやYouTubeなどを通してストリーミングで楽しむゲーマーたち。動画を配信もしくは視聴する際、通信速度が遅く映像をスムーズに読み込めないという、あるあるな状況を上手く活かしたプロモーションを考案しました。

同社はまず、動画のライブ配信によく利用されるOBSプラグインを制作。このプラグインはPCの内蔵マイクと連動し、ユーザーが発した言葉を音声認識します。

ゲームプレイ中、ネット回線の遅さにストレスを募らせたユーザーが発する『ふざけんな!』『ネットのせいで!』などといった言葉が、プラグインに事前に登録したキーワードにマッチすると、自動的にパソコンの画面にバナーを表示する仕掛けを作ったのです。

バナーには『怒らないで。4倍も速い回線に乗り換えましょう』と書かれています。

VOOはこのプラグインを国内の人気ゲーマーたちにダウンロードしたうえで動画を配信してもらったところ、バナーはわずか5日で78本の動画に登場。380万人にリーチすることに成功したといいます。

ユーザーが不便さを感じたその瞬間をビジネスチャンスと捉えて的確に広告を打ち出した、アイディアセンスが秀逸なプロモーションでした。