Case: The Traffic Jam Whopper

世界でも有数の渋滞の酷い都市として知られるメキシコシティ。ピーク時には通常の2倍もの移動時間がかかるといい、毎日の通勤に5時間を費やすことも珍しくないのだとか。

人々に取っては非常に不便な状況ですが、これを好機と捉えてプロモーションに活かしたのが同国のバーガーキング。渋滞中の車にワッパーをデリバリーするサービス『The Traffic Jam Whopper』をローンチしました。

Burger King Mexico – "The Traffic Jam Whopper" from We Believers on Vimeo.

同社はまず、慢性的に渋滞が起こる地点にデジタルサイネージを設置。リアルタイムの交通情報を『ここから47分間動きませんよ!』というメッセージとともに表示し、お腹を空かせたドライバーにワッパーをアピールします。

さらに近くの店舗から3キロ圏内に入ったドライバーのスマホに向けてプッシュ通知を送信し、アプリから注文を受け付け。

オーダーを受けると、Google Maps APIを使ったシステムで車の位置情報を把握。バイクに乗った配達員が移動する車にワッパーをお届けする仕組みとなっています。

このサービスは渋滞に悩むドライバーから好評だったようで、ローンチして1週間でデリバリーの注文が6割以上増加、アプリのダウンロード数は44倍にもなったそう。

移動中の車にデリバリーするという、これまでの常識を覆すサービス。バーガーキングでは今回の成功を受けて、今後ロサンゼルス・サンパウロ・上海といった他の渋滞の酷い都市でも展開する予定だということです。