Case: Food For Thought

ドイツの大手スーパーマーケットチェーン・Kauflandが行った、斬新なプロモーションをご紹介。

ヘッドセット型のデバイスで脳波を測定し、算出された「性格タイプ」に応じておすすめの食べ物をレコメンドするシステムを開発。ブルガリア最大の技術カンファレンスの会場でデモンストレーションを行ったのです。

デモンストレーションにあわせ、同社はプロモーションムービーを公開。「いろんな品物が容易に手に入れられるようになりましたが、本当に“良い”ものを選ぶのは同じくらい難しくなりました」というナレーションとともに巨大なスーパーマーケットの店内の様子が映し出されます。

「“体に良い”だけでなく、体にとってもっとも効果を感じられるチョイスを提供できないか… そう考えた私たちは、もっとも体にとって重要な臓器である“脳”にフォーカスをあてることにしました」とナレーションが続き、今回のデモンストレーションにおけるコンセプトを説明します。

同社は、ブルガリア最大の技術カンファレンスにデモブースを出展。

来場者にヘッドセット型の脳波測定デバイスをつけてもらい、計測結果をもとに性格のタイプを『Dreamer(夢を追う人)』『Pacifier(調停者)』『Thinker(思想家)』『Energizer(元気を与える人)』の4つに分類しました。

分類されたタイプに応じて、会場でスタッフが個別にコンサルティング。「いまのあなたにはこんな食べ物がオススメ」と、それぞれの性格が活性化するようチューニングされたメニューをプレゼントしたのです。

メニューの中身は、脳における感情や思考を司る部分の活性化に役立つ食材をメインとしたもの。
たとえば『Dreamer(夢を追う人)』の場合はアーモンド。『Energizer(元気を与える人)』の場合はウォールナッツ、『Thinker(思想家)』の場合は“ブラジル産のウォールナッツ”など、同じ食材でも性格タイプに応じてこまかくチューニングされているのが特徴です。

選択肢が増えるのは嬉しいけれど、その分「ホントに自分に合ったものってなんだろう?」と迷ってしまいがち。デモを通じ、「食を通じてより具体的なかたちで生活へのコミットを目指す」というメッセージを伝える、斬新なプロモーション施策でした。