Case: Short Story Dispenser

ロンドンの金融街であるカナリー・ワーフに、短編小説を無料で読める自動販売機『Short Édition』が登場しました。

(Image by Canary Wharf)

この自販機には1分、3分、5分と書かれたボタンがあり、ひとつを選んで押すと、その時間内に読みきれる短い小説や詩がレシートのような紙にプリントされて出てくる仕掛けになっています。

(Image by Canary Wharf)

ジャンルはSFサスペンスから恋愛もの、子供向けの物語まで多岐にわたり、チャールズ・ディケンズなどのイギリスを代表する小説家の作品や、近年のベストセラー作家が特別に書き下ろした小説などを用意。

カナリー・ワーフが行った調査によると、イギリスでは年間5,300冊以上の本が最後まで読まれずに放置されているといい、その最大の理由として『時間がない』ことがあげられているのだとか。

無料で、しかも通勤の電車の中やちょっとしたすきま時間に読み切れる点が画期的なこの取り組みは、既にフランス、香港、アメリカで導入されており好評を得ています。活字離れが進む中、質の良い文学に気軽に触れられるのはもちろん、デジタルデトックスという意味でも素晴らしいアイディアですね。

(via Short Story Dispenser)