Case: BuildBoards

2018年、ブラジルでは国民投票による大統領選挙が行われました。投票日に向けて、各候補者たちは様々な公約を表明しますが、実際に選挙が終わるとその政策が実現されないことは珍しくありません。

現在ブラジルには、色々な理由により工事半ばでストップしている建設現場が2,800箇所以上もあり、景観や治安面で問題となっています。今回の大統領選では全ての候補者が“この案件”について取り組むことを約束していました。

このような状況を受け、サンパウロの大手ホームセンター・C&Cは、誰が当選したとしても、国民に対する約束を守ってほしいという願いを込めたキャンペーンを打ち出しました。

C&C BuildBoards English from Saymon Souza Medeiros on Vimeo.

同社はまず、10年以上にわたり放置されている建設現場をピックアップし、大統領選挙の1週間前に『C&Cに任せれば工事を中止しません』『この建設を完成させるのに足りないものは?』などと書かれたポスターを各現場に掲示。

するとSNSを中心に100万人以上の有権者にリーチしたほか、主要テレビ局のニュースでも紹介され、大きな注目を集めることに成功しました。

国の命運を左右する大統領選挙に絡め、ブラジルをより良い国にしていこうというメッセージを発信したプロモーション。この問題に限らず、国政を担う政治家たちが公約をしっかり守っているか、見届けることが大切ですね。