Case: Stories in the Sand

日本と同じように、近年はUAEでも通勤に自転車を使う人が多いのだそう。朝夕のラッシュを避けるという意味では非常に便利ではありますが、収入の低い人の中にはヘルメットや反射ベストなどを購入できず、着用せずに乗っている人も少なくないといいます。

この状況を受けて、ドバイの自転車販売店・Charicyclesは、1本の動画をYouTubeに公開しました。

映像に登場するのは、妻と幼い娘を残して出稼ぎで働く庭師の男性。Charicyclesはこの男性の夢や想いを描いた絵をタイヤに彫り、自転車を走らせると砂の上にその模様が残るという仕掛けを考案しました。

彫られているのは抽象的な絵であり、はっきりとしたメッセージを伝えているわけではないものの、男性が通勤のたびに残すこの絵を見た人々に、父親が家族を思う気持ちを感じてほしいという願いがあるようです。

『自転車を通して健康的な生活を』という理念を掲げるCharicycles。低所得者を対象にヘルメットと反射ベストを無料で提供したり、中東の難民キャンプに身を寄せる子供たちが自転車に乗れるよう募金活動をするなど、様々なCSR活動にも力を注いでいます。