Case: World’s Longest Banner

米自動車大手シボレーのユニークなデジタル施策をご紹介。

「電気自動車の走行距離って、ガソリン車に比べて短いのでは?」という消費者の不安を払拭するべく、自社の電気自動車が一度の充電で走行できる距離を実際に“指先で体験”できるバナー広告を出稿しました。

その長さ、なんと520km。ピクセルに換算するとじつに1,965,379,091ピクセルという、“世界一長いバナー”です。

一見普通のバナー広告に見えますが、指先でスワイプすると画面に道路のアニメーションが登場します。

指先でスワイプすると動きに合わせて「道路」がスクロールし、画面中の電気自動車を走らせることができます。

最初のうちこそ軽快に飛ばしていきますが、いかんせん520kmは長い…。徐々に指先も疲れてきます。が、少しでも動きを止めると「振り返るな!」「もう限界?ギブアップ?」と容赦なく煽りのメッセージが飛んできます。

すべて完走できる人はいないのでは… と思いきや、キーボードショートカットなどの裏技を使って“完走”する参加者が続出。2週間のキャンペーン中、最終的に走破された距離は37,975,000km(地球から月までの距離の100倍!)にも達しました。

今回のキャンペーンにおけるバナーへの滞在時間は一般的な水準の9倍にも及ぶ平均8.37秒を記録し、これに加えショールームへの集客も40倍に大きく飛躍。カタログの数字だけでは伝わらない「スゴさ」を感覚的に伝えることで、電気自動車の性能を実際にこの目で確かめたくなる、秀逸なキャンペーンでした。