Case: National Rail – ASMR

イギリスの鉄道事業者たちが加盟する連合ブランド・National Railの最新キャンペーンをご紹介。

今注目されつつあるASMR(Autonomous Sensory Meridian Response:耳元に息を吹きかけるような、音からゾクゾクとした感覚を脳が感じること)をテーマに、27分22秒ものあいだ、ひたすら耳元をゾクゾクさせる動画を同社のFacebookページでリリースしました。

2本の立体音響マイクの前に座った女優のゾーイ・クラヴィッツ。まるで枕元で語りかけるような彼女のナレーションで動画はスタートします。

「こんにちは。National Railへようこそ。私たちはイギリスを代表する鉄道会社です。今日はみなさんを魅惑の旅行へとお連れします…」 左右交互に配置されたマイクへ順番に近寄ると、聞こえるナレーションの位置も右耳から左耳へと移動。まるで彼女が頭のまわりをぐるぐると回りながら話しているような臨場感です。

やがていろんな物をサワサワと触り、その音を聞かせる彼女。「アルミホイルをさわっています… ヒタヒタ…ヒタヒタ… あぁ、心地よい…」

「ピスタチオの入った袋をさわっています… 景色を眺めながら食べるピスタチオのなんとおいしいこと…」

こんどはコーヒーやクッキーの包みを連想させるような紙袋をゴソゴソ…。彼女が触るものは、列車の旅のお供に登場するアイテムの数々を連想させます。シュールな動画と思って見始めたら、いつの間にか彼女と音の列車旅行に旅立っているのです。

「あぁ、駅が見えてきました…。いくつもの駅を通過しながら、私たちは街から街へと旅しています…」 動画が終わる頃には、すっかり耳だけイギリスの街を旅しているような感覚に。

風景だけではなく、ささやかな感触、そして聞こえてくる音の移り変わり── National Railで列車旅行の豊かな時間を味わってほしい、という雄大なメッセージを感じるPRでした。