Case: No Limitations

ダウン症を持つ人たちとその家族に様々な面から支援活動を行う全米ダウン症協会(NDSS)が、設立40周年を記念したキャンペーン映像を公開しました。

ダウン症に関するネガティブな固定観念を覆し、理解と協力を呼びかけるために制作されたこの動画は、医師らしき男性がダウン症について“説明”をしていくという内容。

「彼らには制約がたくさんあります。」
「極めて単純な仕事しかできないし、誰かと長期的な関係性を築くのも難しい。」
「スポーツ分野で何かを達成することもできないので、大した期待はしないほうがいい。」
「寿命は50年程度。率直に言って、制限ばかりの人生ですよ。」

医師が話すこれらの事柄、それはすべて世間一般の人たちがダウン症の人たちに対して持っている偏見です。

映像にはダウン症でありながら、ロビイスト・パン屋の経営者・14年間連れ添う夫婦・ウェイトリフティングの選手などとして活躍する人たちが登場し、口々に叫びます。

「私たちに制限などない!」

彼らにとって本当の制約とは、周りの不理解と偏見なのではないか、と考えさせられる本動画。

アメリカでは、ダウン症の人々がメディケイド(公的医療保険制度)を受給するためには非常に厳しい所得制限があり、フルタイムで働いていると給付を受ける資格を失ってしまうのだそう。

人々の意識改革と法整備の両方から変えていく必要があると、NDSSは訴えています。