Case: Offline Gamers

デンマークのインターネットプロバイダー・Stofaの一風変わったキャンペーンをご紹介。

同社が提供している「WiFi電波が弱い地点を調査するアプリ」のプロモーションとして、『家庭でもっともネット帯域を使う人に影響が出たら』と銘打った“ドッキリ企画”を敢行しました。

ドッキリのターゲットとなったのは、「ネットゲームにハマる息子たち」。プレイ中、本人たちに気づかれないように家のWiFiルータにあの手この手で“通信妨害“を掛け、意図的にネット回線をダウンさせるという作戦です。まさに生命線であるWiFiが落ちたら、彼らはいったいどんな反応を見せるのでしょうか…。

息子たちにバレないよう、仕掛け人が隠しカメラをセッティングします。

中継車のモニターに丸見え状態となった、子ども部屋の様子。


両親はこれを別室で見守ります。

「さぁ、行くぜー!」何も知らない息子たちは、いつものようにプレイを始めます。

と、ここで仕掛け人がWiFiルーターの前に水を張り、電波をさえぎっていきます。

「え??」異変に気づき、狼狽する息子たち。

「ざけんなよ、クソ! なんでこんなときに重たくなるんだよ、クソ回線!」と、ティーン・エイジャーらしくFワードを連発しながら怒り出します。

こちらの家庭では、なんとWiFiルーターを巨大なフタで“封印”してしまう仕掛けが。

ルーターがすっぽり覆われると、ネット回線は完全にスローダウンしてしまいました。

「え、ちょ、なんで?!」まるで漫画のようにあわてふためく息子たち。

プレイを邪魔され、やり場のない怒りを目の前のキーボードへ文字通り叩きつける子も。これには両親も思わず唖然としてしまいます。

このまま家を破壊されては大変、と、ここで両親がネタばらし。

「なんだよ〜〜〜も〜〜〜〜」照れ隠しに笑う息子たちの表情で、無事ドッキリ終了。


しめくくりに、プロモーションの題材である「WiFi電波の弱い地点を調査するアプリ」の操作画面を案内。スマートフォンで部屋のなかを映し出すとWiFi電波が弱くなっている箇所が表示され、今回のドッキリのように「何が通信を妨げているか」がわかるようになっています。

「ネット回線が遅くなると、具体的にどう困るの?」という事例を、もっとも極端な形で再現して見せた今回のキャンペーン。実際に感じるストレスとその解決を疑似体験することができるという、ウィットに富んだPRキャンペーンでした。