Case: The Not Big Mac’s

スウェーデンのバーガーキングが“ビッグマック”というフレーズを使用した新メニュー“NOT BIG MAC’S”(ビッグマックではない)の販売を開始して話題になっています。

“ビッグマック”と聞くと、おそらく多くの人がマクドナルドの人気メニューを思い出すことでしょう。
では、なぜ競合他社であるバーガーキングが同じような名前をあえて使用するという事態が起こっているのでしょうか。

その背景には、1月15日にEU内での“ビッグマック”の商標権争いにおいて、マクドナルドが敗訴したという出来事があります。

アイルランドのファーストフードチェーン“Supermac”が2017年よりマクドナルドによる“ビッグマック”の商標権の取り消しを申し出ていたのです。

マクドナルドはメニューやポスターなどのプロモーション素材を提出しましたが、最終的に欧州連合知的財産庁によりマクドナルドが「ビッグマック」というフレーズを真正な目的で使用していることを証明できなかったと判決が下され、商標権の取り消し申請が全面的に認められることになったのです。

この判決を受けて、ビッグマックはすぐに便乗。“ビッグマック”というフレーズを使って、マクドナルドへの皮肉を感じさせる新メニューを考案したのです。“NOT BIG MAC’S”のメニューの内訳は以下の通り。

・The Like a Big Mac, But Actually Big(ビッグマックのようで、実際に大きい)

・The Kind of Like a Big Mac, But Juicier and Tastier(ビッグマックのようだが、さらにジューシーで美味しい)
・The Burger Big Mac Wished It Was(待ち望んでいたビッグマック)

・The Anything But a Big Mac(ビッグマックどころではない)
・The Big Mac-ish But Flame Grilled of Course(ビッグマックっぽいが、もちろん炎でグリルされている)

現在、マクドナルドは商標権の取り消しについて異議申し立て中。“ビッグマック”問題はどこまで大きくなるのでしょうか。今後の動きに注目が集まります。