Case: The Internet Remembers

オーストラリアでアルコール関連問題を啓発する団体・DrinkWiseが、若者たちに向けて一風変わったキャンペーンを実施しました。

“The Internet Remembers”と名付けられた本キャンペーンは、飲酒の際に“責任ある行動をとること”を啓蒙する内容になっています。

同団体は、ARテクノロジーを活用して5つの台座を使ったパブリックアートを広場に設置。市民が何もない台座にスマートフォンをかざすと、ディスプレイにブロンズの彫像が現れます。一見、いわゆるARアートギャラリーのようですが、彫像をよく見ると…

座り込んだ女性は嘔吐していて、それをもう1人の女性が介抱しているといったように、実は酔っ払いの状況を表しているのです。

さらに、アートギャラリーでよくあるナレーション説明も流れ出し、“酔っ払いの物語”が語られます。

近年、個人の発信は増え続け、オンラインへアップロードするハードルはどんどん低くなっています。しかし、本キャンペーン・The Internet Remembersの名の通り、一度アップロードされればインターネットには永遠に残り続けます。それは、酔い潰れた様子がアップロードされた時も同様だと訴えます。

二日酔いは一日だけかもしれませんが、落ちた評判は永遠に続くかもしれません…と示唆しているのです。

インタラクティブなパブリックアートを通じて、お酒の現実を若者たちに訴えた啓発キャンペーンでした。