Case: The Shower

日用品大手・ユニリーバのインド法人、Hindustan Unileverの環境保護キャンペーンをご紹介。

砂漠地域のとある村の屋外に「シャワールーム」を設置し、“一度シャワーに入浴する際に使われる水の量”が、「(水不足に苦しむ)村ひとつぶんの飲み水に相当する」という、シンプルながら衝撃的なメッセージとともに節水を呼びかける内容となっています。

砂漠の村にポツンと現れた、ガラス張りのシャワールーム。

村人の男性が怪訝そうに中をうかがいます。

蛇口をひねると、シャワーヘッドからはきれいな水が出てきます。

あっけにとられているあいだもどんどん排水溝へと吸い込まれていくシャワーの水。

男性は思わずシャワーの水を手ですくい、かぶりつくように飲み干します。

「貴重な水があるぞ…!」その様子を目にした別の村人たちが、次々と集まってきます。

自らの子どもに飲ませたり、生活のために水瓶で受け止める人も。

いつしかシャワールームには村じゅうの人々が行列をつくっていました。「一度のシャワーに使われる水は、ひとつの村を潤すのに十分な量です。」というメッセージが入り、動画は締めくくられます。

なにげないシャワー入浴ひとつをとっても、じつは貴重な水資源を大量に浪費しているという現実。貴重な水を得られた喜びに満ちた人々の顔が、問題の深刻さをいっそう印象づけます。

こまめに蛇口を閉じる習慣を心がけるだけで、じつに4.5兆リットルもの水資源を守ることができるのだそう。ささいな行動ひとつでも、地球規模の問題解決に向けて大きな効果を発揮するというメッセージを伝える、シンプルながらもインパクトの強い啓蒙動画でした。