Case: Presidency of Colombia – The Blessed Emoji

昨今、若者と宗教との間にはこれまで以上に隔たりが見られているといいます。そんな隔たりを埋めるべく、ローマ教皇が前例のない試みを行いました。

2017年9月7日、コロンビアへ司牧訪問をされたローマ教皇。フアン・マヌエル・サントス前大統領との会見で、あるものを持ち出したのです。

それは、祈りの絵文字を使ったハッシュタグ。

テクノロジーの力を使い、若者の表現方法に自ら近づくことによってキリスト教と若者との距離を近づけようと考えたのです。

ローマ教皇のインスタグラムのアカウント(@franciscus)のフォロワー数は580万人。カトリック教会の強力な“布教ツール”ともいえる存在です。

祈りのハッシュタグはあらゆるSNSへ広がり、世界中で絵文字を使った祈りが捧げられました。
結果的に、本取り組みにおけるインスタグラムのインプレッション数は450万、メディア収益は20万USドルにのぼりました。

さらに、絵文字のお祈りはオンラインからオフラインへも広まり、コロンビア7都市の路上で絵文字のハッシュタグを掲げ応援する人も。

テクノロジーを宗教の分野に活かした本企画。表現方法を変えることによって若者との距離を縮めた取組みでした。