Case: The Nicest Christmas Ever

オセアニア地域を中心に、欧米やアジアの各都市に就航しているニュージーランド航空が、クリスマスに向けたキュートなCMを公開しました。

ストーリーは、クリスマスの準備をしているサンタクロースが、妖精に送るはずだった“悪い子リスト”をニュージーランドに住む男の子に誤送信してしまうところから始まります。(欧米ではサンタクロースが良い子と悪い子を分けたリストを持っていて、悪い子リストに載った子供にはプレゼントの代わりに木炭を置いていく…と言われています)

男の子はリストに目を通してみると、“自分や仲良しの友達がプレゼントがもらえなくなっては大変!”と、彼はニュージーランド航空に協力を仰ぎ、リストに載っている世界中の悪い子たちを集めて国際会議を開くことにしました。

「アルゼンチンはおならガスの排出量を27%削減します。」
「英国の子供たちを代表して、もっと野菜を食べることを誓います。」
「日本では2020年までに、イライラを30%削減することをお約束します。」

各国の代表が、悪さを帳消しにするための目標を掲げていく中、アメリカ代表はというと…「オレは悪い子なんかじゃない。むしろオレが知る限り一番いい子だね。」

会場から漏れる失笑にも「そんな反応とはね。別にいいけど。」と平然とした様子。

最後は「ニュージーランドは色んなお手伝いをします。スマホの時間を減らし、オーストラリアにもっと親切にします!」との宣言でサミットは閉幕。果たして子供たちは無事にプレゼントをもえらるのでしょうか…。

悪い子リストから抜け出すため奮闘する子供たちの姿がキュートなCM。今年9月に開催された国連総会演説において、米トランプ大統領が「アメリカはこれまでのどの政権よりも多くの業績を成し遂げた」と発言したことに対し、各国首脳から呆れた笑いが起こった場面をパロディーしたり、ニュージーランドとオーストラリアの微妙な関係性をユーモラスに盛り込んだりと、大人も楽しめる内容となっています。