Case: Drama in the Living Room

2005年からUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のスポンサーを務めるハイネケン。決勝のテレビ視聴者数は1億人を超えるというこの大会に向け、同社は今シーズン『#ShareTheDrama』と題したグローバルキャンペーンを行っています。

これはロナウジーニョやファン・ニステルローイといった、かつての名選手を起用したドラマ仕立てのCMなのですが、中東のイスラエルではアルコールに関する広告規制が厳しいために放送することができないという問題が。

ならば別のアプローチで、とイスラエル向けに特別に企画したのが、ファンの自宅にロナウジーニョを招待して一緒にCLの準決勝を観戦をするスペシャルイベント。

試合当日には、27,000以上の応募者の中から選ばれた幸運なファンの自宅にロナウジーニョ本人が登場し、ビールを飲みながら試合観戦。その様子はテレビで放送され大きな注目を集めました。

さらにハイネケンはファンと一緒に行う親善試合を実施したところ、国内における同社の認知度は急上昇。売り上げも23%増加するなどキャンペーンは大成功を収めたといいます。

規制があるからできない、と諦めてしまうのではなく、もっと魅力的なイベントを開催していこうという気概が素晴らしい事例。それにしても、ロナウジーニョと一緒にサッカー観戦できるなんて、なんとも贅沢な体験ですね。