Case: Make Christmas a Lidl special

ドイツの大手スーパーマーケット・Lidlが公開したクリスマスキャンペーンCM「Make Christmas a Lidl special」をご紹介。

「スペシャルなクリスマスを過ごそうと意気込むも“失敗した”人々」を描いた3パターンのストーリーに自社クリスマス商品を織り交ぜ、「せめて食事だけでも特別な気分に!」と、毒のきいたプロモーションを展開しています。

1.「パーティーデビュー失敗」編

気合を入れてクリスマス・パーティーに参加したものの、まったく場の雰囲気についていけず「ぼっち」状態の女性。

「Lidlがお届けする辛口のジンとトニックをどうぞ。」というナレーションとともに、店頭で販売しているアルコールドリンクが紹介されます。

「これでクリスマスも少しはスペシャルになるかも?」

2.「サプライズ失敗」編

談笑しながら、クリスマスパーティーを一見楽しんでいるように見えるこちらの男性。でもよく見ると、どこか浮かない表情をしています。

「Lidlのチキン・バーとクリスピー・シュリンプで、なんとかいい感じになっています。」

「まぁ、雪を持ってこようとしたら全部溶けてたってのは悲惨でしたけども。」

3.「ムードづくり失敗」編

クリスマスの食卓を囲む女性。でもその表情は明らかにイラついています。

「彼女はLidlのターキーで、クリスマスをアップグレードしました。」

「それにしても、16人編成のオーケストラをBGMにするのはやりすぎましたね。」

せっかくのクリスマスは特別な気分になりたい!という気持ち。でも、同時に華やかになればなるほど、どこか心に抱いてしまう「理想通りにはいかないんじゃないか」というクリスマスへの不安や反発心。この相反する消費者感情を汲み取ながら、すべての人にとってスペシャルな時間を約束する、ウィットに富んだCMでした。