Case: Honestly, it’s not for everyone.

ニューヨークといえばマンハッタン、カリフォルニアはハリウッド、ハワイは常夏のビーチ。それではネブラスカ州で有名なモノや場所といえば…?

なかなか答えられる人はいないのでしょうか。

ネブラスカは私たち日本人にとってあまり馴染みがないだけでなく、アメリカ国内でも『訪れる人が少ない州ナンバーワン』というちょっと悲しいタイトルを獲得してしまっているそう。

そんな状況の中、同州の観光局が打ち出した型破りな観光客誘致キャンペーンが話題となっています。

タグラインは『Honestly, it’s not for everyone.(正直に言って、万人向けではありません)』。多くの人が抱いている“ネブラスカには何もない”というイメージを利用し、思わず行ってみたいと思うような美しい自然と、自虐的なキャッチコピーのミスマッチがユニークな内容です。

深く浸食された岩肌が特徴のトウドゥストゥール地質学公園の写真には『Famous for our flat, boring landscape(平坦で退屈なことで有名な景色です)』というフレーズを。

そして“たらい”に乗ってゆったりと川下りをするアトラクションには『Lucky for you. There is nothing to do here.(よかったですね。ここには何もすることがありません)』というコピーを合わせています。

観光地の魅力的をストレートに発信するだけでなく、“人気のない”ネブラスカならではの捻りを効かせたキャンペーンは、国内外3憶人以上にリーチしたほか、広告費換算で3.5億ドルものメディア露出を果たすなど大きな反響を呼びました。

観光局のHPには、雄大な自然体験や家族向けのイベント、美術館などネブラスカ州の様々な見どころが紹介されています。次の休暇の旅行先に、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

(via Visit Nebraska)