Case: PAYE TON ATTENTE

フランス・ING銀行によるユニークなドッキリプロモーションをご紹介。

銀行の電話窓口に十分なオペレーターが足りず、待たされる人が続出しているフランス。待つあいだも、電話料金はどんどん加算されていきます。

そんな現状を打破するべく、ING銀行は国内銀行初の無料電話窓口を開設。それを告知する映像を制作したのですが……その内容は“ドッキリ”仕立て。国内で数多くのドッキリ企画を手がけるTVディレクターが監督を担当しました。

とあるハイウェイの料金所。「料金、20ユーロ10セント」と述べる男性職員。

「…あと、14ユーロ95セントいただきます。」

耳を疑う言葉に利用者は狼狽を隠せません。「何よ、その料金!? 聞いてないわよ!」

「お客様、これは『待ち時間料』です」
「えっ、これっぽっちも待ってないけど??」

「いいえ、普段窓口に電話をされるでしょう。そのとき、これくらい余計なお金を払っているんですよ」

突然そんなことを言われても、みんな納得できません。「冗談じゃねぇ、頭イカれてんじゃねぇのか?!」と食って掛かったり…

「そんな金取るんだったら、どっかに書いとけよ!!」と憤る人も。

ここで画面には「待つためにお金を払うなんて、納得いかないですよね」とテロップが。待っている間に余計な料金を支払う必要のない、無料電話窓口の開設がアナウンスされます。

街中で「待つのにお金を払ってください!」なんて言われて、素直に払える人はいませんよね。でも形が違うだけで実際には余分なお金を支払っていたのだということ、そして無料電話窓口がその問題を解決する手段であることをストレートに伝える、痛快な企画でした。