Case: Old Milk

スウェーデンのコープ(生活協同組合)が展開した食品廃棄削減キャンペーンをご紹介。

「(古くて)飲めなくなったミルク」の香りがする香水を作り、その香りを“基準”としてもらうことで、消費者が古くなった食品を捨てるかどうかを自分自身で判断できるようにしよう、という試みです。

スウェーデンでは、年間224,000トンもの食品が廃棄されています。

「私たちはそろそろ、(消費期限の日付)以外の基準で食品の判断できるようにならなければいけない」というメッセージ。記載された消費期限を過ぎてしまったために、まだ食べられる状態のまま多くの食品が廃棄されているといいます。

そんな課題意識から同団体が作ったのが、“飲めなくなったミルクの匂い”がする香水。

「つまり、これと同じ匂いがしなければ大丈夫。 十分に飲むことが出来ます」

消費者が自らの「嗅覚」で正しく判断できるようにすることで無駄な食品廃棄を減らそうというこのキャンペーン。一見トリッキーな企画に見えますが、とても合理的で根源的な提案にも考えられる取組みです。