Case: Voice Interactive Mirror

NYのタイムズスクエアにあるH&Mの旗艦店に、ボイス・アシスタント機能を搭載した“スマート・ミラー”が登場しました。

来店客にユニークなショッピング体験を提供するという目的のもと、マイクロソフトと共同で開発したこの鏡には、音声および顔認識システムが備わっており、お客さんが近づくと「セルフィーを撮りますか?それともファッションのアイディアが欲しいですか?」と話しかけます。

「セルフィー」と答えるとミラー上部のカメラで写真を撮り、フレームを付けておしゃれなフォトに。表示されたQRコードを読み込めば、自分のスマホにダウンロードすることが可能です。

また「ファッションのアイディア」と答えた場合には、どんなテイストの服が好きかを聞いたうえで、オススメのコーディネートを提案。こちらもQRコードによるスタイリングの案内や、割引クーポンの配信を行います。

H&Mによると、今回同社がインタラクティブ型のミラーを導入したのは、実店舗とオンラインストアでの買い物をリンクさせ、集客率を高めるためだそう。

e-コマースにおいては、ARやVRを活用するなどユニークな試みが続々と行われているのに対し、実店舗での販売はややもすると単調になりがち。しかしその一方で、リアル店舗には実際に商品を手に取ってみることができるという代えがたい利点があります。

ネットVS.リアルという構図ではなく、双方のサービスを顧客に提供することで、“買い物をする楽しみ”を感じてもらい、総合的に売上アップにつなげていこうという取組みでした。