Case: Mr. Bags

北京在住のTao Liangさんは、SNSで400万人以上のフォロワーを抱え、国内のファッション分野で3番目に強い影響力を持っていると言われるインフルエンサー。

彼がWeiboや WeChatで紹介したバッグは、あっという間に完売してしまうことから『Mr. Bags』の異名を持ち、ジバンシィやロンシャンなどをはじめとする数多くのラグジュアリーブランドからも注目を集めています。

そんなLiangさんが今回コラボしたのは、イタリアのハイブランド・TOD’S。仔犬をモチーフにしたキュートなミニバッグを、Wechat上で発売しました。

300個限定、値段は1万元(約16万3千円)で販売されたこのバッグ、午前10時の発売スタートと同時にどんどん注文が入り…

わずか1分後には56個が、そしてなんと7分後には、300個全てのバッグが売れてしまったのです。

たった数分で総額300万元(約4,900万円)の売り上げを記録した背景には、中流階級の富裕化と、彼らのラグジュアリーブランドに対する購買意欲の高さがありますが、やはり大きな要因となっているのがインフルエンサーの影響力とWeChatの存在。

ユーザー数が10億人を突破したWeChatはメッセージアプリとしてだけではなく、支払い機能を使ってショッピングを楽しんだり、家賃を振り込んだりすることが可能となっており、今や人々の生活に欠かせないものになっています。

様々な要素を追い風に、ファッションに対する情熱でパワーブロガーとしての地位を確立したLiangさんの目標は、“粗悪”“コピー商品”といったネガティブな印象がついて回る『made in China』のイメージアップに努めることなのだとか。

今後は既存ブランドとのコラボに加え、オリジナルブランドの立ち上げにも取り組んでいく予定だそうです。