Case: #ProudStrikers

イスラエルで開かれる「テルアビブ・ゲイ・プライド・パレード」。
世界的によく知られたイベントであるにも関わらず、その盛り上がりが直接的には“LGBTの権利獲得に繋がっていない”という課題がありました。

今年6月にも同イベントが実施されるも、同性愛カップルによる代理母出産を認めない法律が7月に投票に持ち込まれることとなり、“可決(代理母出産を認めない)が濃厚”という状況にありました。そこでLGBT支援活動に取り組むNPO・The Agudaは、その動向を変えるための施策を打ち出しました。

まずLGBTとその支援者たちによるストライキを決行。医師、弁護士、パイロット、ハイテク労働者など様々な職業の人々がストライキに関わることで、国民全体の問題であることを認識させました。

IBMやアップルなどのグローバル企業が、政府の動きを非難する声明を発表。その他の企業からも、ストライキに参加した分の補償を従業員に要求しないという形や、活動を支援するための500,000新シェケル分の有給予算を用意する形など、様々な支援が表明されました。

ストライキは日用品を扱う企業、病院、労働組合、セレブリティや政治家、空港など多くの賛同を集め、トーク番組のMCが番組をキャンセルしたり、エンターテインメント系のWebサイトがブラックスクリーンになったりと、メディア業界にもこの動きは広がりました。

さらに、SNSでも支援の意を表明できるようにプロフィール画像用のフレームも用意。

Facebookを通しては100万人が賛同、実際の街頭では10万人がデモに参加しました。

このムーブメントにより政府も動きを見せ、法律を再検討するための緊急会議が開かれたといいます。

最終的には法律は可決となってしまったことが報じられています。しかし、SNSとリアルで多くの支援者を集めることに成功した啓発プロジェクトでした。