Case: Open Your Eyes to Stop the Violence

東ヨーロッパの国ジョージアでは、女性のうち7人に1人がDVの被害にあっていると言われています。その原因は、当事者の周囲の人々がDVの事実に目をつむったり、気付かないふりをしていることだと考えられています。

そんな中、DV被害者を支援する活動に取り組むAntipfund Georgiaは、“目を背けがちなDV問題”を啓発するためにAIを活用したインタラクティブなWebサイトを開設しました。

Open Your Eyes to Stop the Violence from Redberry on Vimeo.

ユーザーがこのWebサイトにアクセスすると、「目を閉じたり開けたりすることで操作ができる」というメッセージが表示され、Webカメラの起動を促します。

同サイトにある動画の視聴をスタートさせると、ユーザーが“目を閉じている間”は男性が女性に暴力をふるい、一方で“目を開ける”とその暴力シーンがストップするという仕掛けが施されています。目を開けている間は、「目を閉じると暴力は決して終わりません」というメッセージが表示されるようになっています。

本Webサイトにより、これまで目を背けられてきたDV問題に対する議論が活発化。総務省がDVに特化した部署を立ち上げることにも寄与しました。

また同団体が運営するDV被害者のホットラインには、キャンペーンの後、被害者と目撃者の双方から従来比で500%以上も電話が寄せられたといいます。

「目を背けずに、向き合おう」というメッセージをWebサイトでのインタラクティブな体験を通じて啓発したユニークな取組みでした。