Case: CHICK TAX

皆さんは『ピンクタックス』という言葉をご存知でしょうか。
これは同じような商品(例えばシェーバーやシャンプーなど)でも、女性向けの商品の方が男性向けの物よりも値段が高いという事実を表した言葉で、ニューヨーク市消費者局によると、商品全体でみると女性は男性よりもおよそ4割も多く支払っているのだとか。

近年アメリカで社会問題として認知されるようになったこのピンクタックスについて周知するため、バーガーキングはとある実験的な取り組みを行いました。

来店客が人気メニューのチキンフライを注文する際、女性にはチキンをピンクの箱に入れて提供し、通常1.69ドルのところを3.09ドルという値段設定にしたのです。

もちろん納得がいかない女性客は「なぜ?男性とまったく同じものを注文したのに。」と憤ります。中には「こんなの馬鹿げてる」「絶対に払わない」と怒り出してしまう人も。

しかし店員が「それでは、ドラッグストアでカミソリを買う時、女性物の値段が少し高いことには文句を言いますか?」とピンクタックスについての説明をすると、誰もが深く納得した様子。

女性は男性に比べ、より多くの出費を強いられているという理不尽な事実を知ってほしい、という意図のもと、ユニークな実験を試みたバーガーキング。社会全体の問題として捉え、みんなで変えていこうと呼びかけています。