Case: A Goalkeeper on the Cell Phone

今年5月、ブラジルのプロサッカーリーグで一人のゴールキーパーが、“試合開始の直前までピッチでスマートフォンをいじる”という行為を行い、注目を集めました。

ピッチ上でサッカー選手がスマートフォンをいじるという光景はあまりにも珍しく、これからゴールを守るにも関わらず、集中力を欠いているように見えます。この光景は国内だけではなく、イギリスのタブロイド紙や、スペインのサッカー紙なども報道。日本でもサッカーメディアで「珍光景」として取り上げられるなど、世界中に拡散されることとなりました。

そしてこれが拡散されて議論がヒートアップしたタイミングで、このゴールキーパーは記者会見を開き、「サッカー選手がピッチでスマートフォンを操作することが危険であること」と同様に、「ドライバーが運転中にスマートフォンを操作することが同様に危険であること」を説明。この行為のネタばらしを行いました。

本取り組みは、このプロサッカーチームとUberがコラボして実施した交通安全の啓発キャンペーン。毎年400,000件もの交通事故が起こり、それにより54,000人が亡くなっているというブラジル。事故の原因は運転中のスマートフォン操作であることも多く、その危険性を啓蒙するために行われました。

クラブも選手も批判覚悟で交通事故防止を訴えた斬新なプロジェクトでした。