Case: El Mundo

プエルトリコの映画「Nuyorican Basket」は、1979年のバスケットボール・プエルトリコ代表チームの快進撃をテーマにしたもの。

本映画のプレミア上映会は、ロベルト・クレメンテ・コロシアムという国内でも最大級の屋内施設で開催されることとなっており、満員にするため告知に力を入れる必要がありました。

そこで目をつけたのは30年前に廃刊となったEl Mundoという新聞。同紙は当時代表チームを積極的に取り上げた経緯がありました。

この新聞を、プレミア前日に1日限定で復刊。1979年当時の代表チームの活躍や、時事ニュースを再現。さらに新聞に広告を出稿した企業は、いずれも当時の企業ロゴを再現した形で掲載したのです。

本取り組みの結果、パブリシティの広告換算で15万ドル超、20万人以上にリーチし、プレミアのチケットは完売。さらに8週間にわたって上映した10の映画館は満員御礼となったといいます。

30年ぶりに新聞を復刊させるという力業で、市民の琴線に訴えかけるユニークなプロモーションでした。