Case: Culture Captcha

東アフリカに位置するケニアには、広大な自然や野生の動物に出会うことができる国立公園、歴史的なモニュメントなど、旅行者にとって魅力的な場所がたくさんあります。

実際に観光業は国の大きな収入源であり、外国からの旅行者を誘致することは重大なミッションと位置づけられているのですが、実のところ地元の人はこれら観光地についての知識があまりないのだそう。

外国人にケニアの魅力を伝えるには、まず自国民にその素晴らしさを再確認してもらうのが大切だと考えた同国の観光局・Kenya Tourism Boardは、ユニークなデジタル施策を実施しました。

主要なオンラインニュースサイトなどに出稿したのは、ケニヤの絶景を収めた動画や画像などのスペシャルコンテンツ。しかしそれらを見るには『CULTURE CAPTCHA』と名付けられた認証をクリアしなければなりません。

CULTURE CAPTCHAは、Webサイトの認証などで、人間かロボットかを判定するのに使われる『CAPTCHA』を応用したもので、画面上に表示される文字(ケニアの有名な地名や建築物の名前)を入力するとコンテンツにアクセスすることができる仕組みです。

普段あまり意識する機会のなかった、自分たちの国の文化や歴史的名所などを知ることができるとあって、この取り組みは地元の人たちから高い評価を得たといいます。

“国民一人ひとりに、国の広報大使になってもらいたい”という狙いのもと実施したキャンペーン。東京オリンピックを間近に控えた私たち日本人にも参考になる事例だと思いました。


CULTURE CAPTCHA from Culture Captcha on Vimeo.