Case: The Custom-Made Film

ブラジルでフォルクスワーゲンが展開したユニークなWebムービーをご紹介。こちらのサイト(custommadefilm)にアクセスすると、とある男の日常を描いたムービーが流れます。

縦型で描かれる動画は、高身長の男が主人公。

父親も母親も高身長で、パンツやベッドはもちろん大きいもの。

全てが大きい生活の中、買い物の帰り道に小回りの効きそうなフォルクスワーゲンのコンパクトなトラックの存在を知り、このトラックを運転するようになるというストーリーです。

…そんな一見普通の動画ですが、実はこちら、スマートフォンの向きを横向きにすると(PCでは動画をクリックもしくは「上」「右」キーを押すと)全く異なるストーリーになるのです。

横向きにすると、主人公の男は低身長。父親も母親も低身長、パンツやベッドは小さいものを使う生活に。

そんな生活の中、こちらの動画の最後はフォルクスワーゲンのダイナミックな長いトラックに出会うという結末になっています。

こちら単に画角が変わっただけではなく、トラックのデザインもよく見ると異なっています。さらにナレーションも別々のものに切り替わるようになっており、上記のそれぞれの生活を踏まえたナレーションに変化しています。

ストーリー中に出てくる小道具も変化。「ボール」が縦長の動画ではバスケットボール、横長の動画ではアメフトのボールに変化したり、「靴」「コップ」「釣った魚」なども大きさがそれぞれ変わっています。

この動画は、フォルクスワーゲンの“トラックのサイズがニーズに応じてカスタムメイドできる”ことを表現しているのです。スマートフォンの画面の縦・横の切り替えを、トラックのプロモーションに生かそうという秀逸な発想のムービーでした。