Case: IKEA Toybox

これまでも「家具の配置を楽しめるARアプリ:IKEA Place」でユーザーエクスペリエンスにARを活用してきたIKEAですが、先日IKEA Toyboxという名の新たな活用施策を打ち出しました。

IKEA Toybox_FINAL PR from Wunderman on Vimeo.

今回新たなアプリの開発にあたって、17年間分にわたる親の「育児」に関するオンラインの会話を分析。1,500万行に及んだという会話データからは「妊娠」に次いで、「行動」と「成長」が話題になっていたといいます。

そこに着目したIKEAは、子供の「成長」のきっかけとなる「行動」を生み出そうとしたのです。

IKEAの商品といえば、“ダンボールで包まれているものが多い”という点にヒントを得て、今回のアプリではダンボールにかざす形で使用します。まずは「一緒に組み立てられる人数」と「使える工具(ハサミやカッターなど)」をセレクト。

続いて「ダンボールを平らにしてください」という表示が出ます。

すると、最初に選択した条件に応じて工作できるものの候補がいくつかが表示されます。例えば、こちらはサメです。

工作するもの(例えばサメ)を選択すると、このように、ダンボールをどのようにカットすると良いかが表示されます。

画面右下の矢印をタップしていくと、カットして組み立てて完成するまでの手順が立体的にわかるようになっています。

実際に完成させた工作を撮影して、SNSでシェアするボタンもアプリに装備。共通のハッシュタグの元、様々なユーザーの投稿が集まることを構想しているようです。

子供の想像力向上と、ダンボールの有効活用を両立させた、わずか5週間でブラッシュアップされたというこのアイデアはカンヌライオンズで発表されたばかり。今後の正式なローンチが期待されます。