Case: The Brick Phone

シンガポールの通信会社・Circles.Lifeによる一風変わったプロモーションをご紹介。同社はデータ通信料金の低価格がウリでしたが、2016年にローンチしたばかりのため認知度は低い状態にありました。

そんな中、今回、知名度向上を狙って作ったのが『レンガを材料にしたスマートフォン』。名称はそのものずばり、“The Brick Phone”です。

レンガだけに衝撃に強く、耐水性ではありますが、スクリーンもなければ、イヤホンジャックもありません。もちろん通話もデータ通信もできません。

まったくもって使い道がないと思われるこのThe Brick Phoneを、iPhone風のパッケージに入れてインフルエンサーに送ります。

するとインフルエンサーによってこの破天荒なプロダクトの“開封の儀”が、動画や写真でSNSに数多く投稿されました。

その結果、1,400万インプレッション、同社Webサイトへの訪問者は4倍、データプランの加入者は37%増と大きな反響を呼んだといいます。

風変わりなプロダクトで注目を集めつつ、“どんな斬新なスマホもデータ通信を契約していなければ(このThe Brick Phoneのように)まったく使いものにならないこと”、すなわち、「ご自身で保有されている本物のスマホではデータプランに加入してくださいね」というメッセージを伝えたユニークなプロモーションでした。